138ブレンドいちのみや珈琲パックの説明文(通称「クドイ説明文」)のてにをはをいじりましたので、とりあえず掲載。
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高校の頃からの喫茶店巡りを経て、二十歳過ぎに高円寺の十一房珈琲店で山田幸男と出会い、コーヒーとコーヒー文化の本質を垣間見ました。我が厄年の2001年、一宮で4坪のカフェ「三八屋」を始め、山田幸男の豆を取り寄せてネルで一杯ずつハンドドリップしていました。一宮市合併の2005年、還暦となった山田幸男が焙煎業をやめたのを機に、一宮MGコーヒー社と「138ブレンドいちのみや珈琲」の開発に着手。2010年「三八屋」が「com-cafe三八屋」へと拡大するのに向けて、さらに何度も調整を繰り返して味のベースを固めました。
「138ブレンドいちのみや珈琲」は、尾張地方の喫茶店文化を伝承しようとする一宮オリジナルのコーヒーで、良質な豆をイチノミヤにちなみ1対3対8にブレンドしています。(豆はタンザニアキリマンジェロ・ブラジルピーベリー・コロンビアスプレモ。)少し強い苦味の奥に、濃い甘みとアロマを持つブレンドとしました。
2013年5月5日「138ブレンドいちのみや珈琲」にドリップパックが誕生。各地への一宮土産ともなるよう、また地域のアイデンティティ形成の一助となるように願って制作しました。
ドリップパックとしては、豆を多く、挽きも荒くしてあります。90度を切るお湯で少し浸すように抽出すると「138ブレンドいちのみや珈琲」本来の濃厚なハンドドリップの味に近づきます。もちろん、あっさりドリップしていただいても構いません。
2013年春 NPO法人志民連いちのみや 理事長 星野博